京橋ワイン 評判
私がお酒を購入することは滅多にありません。それはあまりお酒を好まないからです。
そうなった理由は父にあります。父は大の酒好きで、私が子供の頃から顔が真っ赤になるまで飲酒することを好みました。
しかし私は成長するにつれ、父の飲み方に対して嫌悪感を抱くようになったのです。
酒好きも構いません。真っ赤になるまで飲酒するのも同じです。
けれど物事には限度があります。
父の飲み方はいわゆる悪い飲み方という類いで、酔っていくうちに口が悪くなっていき、最後には寝転んでしまうというものでした。それは年齢を重ねるにつれて酷くなり、最近では暴食も目立つようになりました。
「止めて」と言って聞いてくれるなら良かったですが、はっきり言って父の性格は性悪な小心者です。
なので体を壊さない限り、父はお酒の飲み過ぎを止めることはありません。このような経緯があって私はお酒を好まない人間となったのです。
しかし酒を好まないとはいえ、飲まなくてはいけない時や飲みたい気持ちになる時はあります。
前者はともかく、後者になったらまず我慢します。
けれど我慢できない場合は即座に自分のお酒を買うことにします。
居酒屋で一杯するような外飲みが好きではない私は大抵の場合、スーパーやコンビニでお酒を買って家で飲むようにしていました。
けれどある日、ふと気まぐれでネットで購入しようと考えたのです。
本当にただの気まぐれでした。そしてその結果、「京橋ワイン」と出会うこととなりました。
ふと目についたサイトを最初見た時は数分程度で終わらせ、また別なサイトを見つけにいこうと考えていました。
しかし閲覧していくうちに段々と惹きこまれ、ついに一本のワインを購入していました。
今でもチェックするのですが、その時の購入の決め手になったのは「訳あり商品」でした。
当時の私にとって通常よりも安い価格で販売されているワインはありえない存在だったことをよく覚えています。
スーパーやコンビニで目にする機会などなく、「あればいいな」と願う程度でした。
だからこそ「京橋ワイン」の訳あり商品を見た瞬間、「これからはお酒の購入はこっちにしよう」と心の天秤が傾くほどの衝撃を受けました。
それからは度々「京橋ワイン」を利用し、のんびりとワインのボトルを開ける様を楽しみながら一人で飲んでいます。
父の影響で他人と飲酒するのは嫌ですが、お酒自体の嫌悪感はかなり薄れました。ささやかな出来事ですが、好き嫌いを変えるきっかけとなって良かったです。